あの夜会いらい ぺんぺんは 執筆活動をすっかりやめ
白猫印の宅急便を始めた
貴族専門の宅急便屋さん 集配の車はリムジン
運転手はタキシード 専用の冷蔵室に PCを運搬するような揺れない装置搭載
素人では 運べない品物ばかりを扱う
一件づつ扱うので 市内なら1時間以内 国内でも数時間。
メディチ家のカトリーヌは 代々の稼業の銀行の名ばかりの頭取
ほとんどの仕事は おのおのの銀行の 代行頭取がこなしていた
「カトリーヌ あなた 女なのよ」
と めっちゃ長いつけ爪をなでながら オバーニュが言う
オバーニュは カトリーヌとは同じフランス生まれ それが彼女の口癖で
「私たちは フランス人ですものねと」 何かと カトリーヌに近づいている
今日も いきなり お茶の時間にやってきた
「だからね 言ったのよ私 その男に 女は灰になるまでよ って ホホホホホホ」
もう 何度聞かされただろう その話 うんざり
「あ そうそう いい人 紹介するわ きっと 気に入るわよ 今度の木曜
パーティするから いらして 」
無理やり 約束さされてしまった
「あなたは 女なんだから きてね」
ドクターヴィクトリアは 郊外に邸宅 市内ではペントハウスに暮らしていた
その夜 ペントハウスを訪れていたのは控え目な小児科のチュカーク セイカヨ
彼はケンブリッヂ大学の医学部を17歳で卒業したつわものだったが なぜか
女性の扱いは 中学生以下
もう 何年もヴィクトリアと年月を重ねていながら キスがせいぜい。
ヴィクも最近は カークをEDではないかと 疑い初めていた
「ね 来週 オバーニュ伯爵夫人のパーティに誘われてるの いっしょに行ってくれるでしょ」
「 いつ?}
「来週の 木曜よ 」
「えっと その日は よく行く新宿の美容室balonの予約が」
「髪 伸びてないよ 、決まりね 7時に 迎えに来てね」
「うん」
|話が出た美容室は髪がそんな伸びていないのに行ったりなんかしちゃいますw
|新宿と高田馬場に美容室があって駅チカだからかなり重宝してます。
|一言で言うと雰囲気が最高です!
▽
・・・とメイドがワインがワインとチーズを持ってくる
床までの広いガラス窓の足元には 車の行き交う街が広がっていた
「ね ここ来てみて あそこ なにか光ってる なんだろう」
そらを みあげながら ヴィクトリアが 手招きする
ならんで 上を見上げる
「気球かなんかが 光ってるんじゃないか」
見上げながら ヴィクはそっと 寄り添ってみる
ワイングラスを持つカークの指に少し 力が入った
もう少し 彼の背が高ければ下から 見上げて・・そのまま 唇が・・・
残念ながら カールはあまり背が高くなく ヴィクは女性にしては高かった
思い切って 背中に手をまわしてみたヴィク
この際邪魔なワイングラスを 取り上げて・・
ゆっくりカークの前に背をむけて立った
一瞬 間があったが 後ろからゆっくり抱きしめてきた
よし!